植木屋さんはかっこいい。枝を切り込む思いっきりのよさがいい。植木屋さんを呼んだお家に男の子がいました2。お箏の子は植木屋さんを一日中観察しています。
植木屋さんは親方と見習いのお兄さんの二人です。お昼になったら、お弁当を広げます。二人のお弁当箱の大きいことにびっくりします。親方は「からだを うごかすから、おなかが すくんだよ」と言ってから「アッハッハ」と笑いました。笑う姿もかっこいい。
クライマックスは松の木の剪定です。親方はお兄さんに「おれの しごとを よーく みて、しっかり おぼえろよ」と言いました。お兄さんは真剣な眼差しで親方の仕事ぶりを見つめます。
絵は刺繍で描かれています。一針一針丁寧に仕上げた職人仕事です。庭のようすを植木屋さんが仕事をする前と後で見比べてみましょう。すっかり綺麗になった庭に心も洗われるようです。
うえきやさんがやってきた(こどものとも年少版2017年9月号)
片平直樹 文
みずうちさとみ 絵
福音館書店
2017年9月1日発行
本体389円+税
本体389円+税
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