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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2020年8月20日木曜日

【本の紹介】かぞえてみよう どうぶつスポーツたいかい



 数を数えて遊ぶ絵本です。動物たちのスポーツ大会の中から数えるものを見つけます。

 いろいろなものを数えます。「1」は1つだけしない優勝カップ、「2」は「ピッ ピー!」と2回なる笛の音、「3」はバタンと倒れた3つのハードル、といった具合。

 1から20まで数えます。数が大きくなると数えるのが大変ですが、がんばりましょう。20までいったら、いったん休憩。その後、20から1まで逆に数えます。

 柔らかいタッチの絵とリズミカルな文章が読む人を絵本の世界に誘います。たくさんの動物たちが参加するスポーツ大会も楽しそうです。(店主)


かぞえてみよう どうぶつスポーツたいかい

ヴィルジニー・モルガン 文・絵

石津ちひろ 訳


岩波書店

2020年4月7日発行

本体1400円+税

2020年8月19日水曜日

【本の紹介】つきのかがやくよる(こどものとも年中向き2020年9月号)


 月の輝く夜、白クマの親子が釣竿とばけつを持って歩いているところからお話が始まります。満月の夜は何か不思議なことが起こりそうな気がします。

 山の湖に着いた白クマの親子はさっそく釣りを始めます。とうちゃんの熊が言いました。「つきよの さかなつりは とくべつなんだ」

 子どもの白クマの釣竿にどんどん魚がかかります。金色の魚も釣れました。月の金色が染み込んだ鯉でした。金色のワニも釣れました。そして最後にびっくりするものを釣り上げます。

 黒い夜空に輝く満月が印象的に描かれています。月の光で白クマも金色に輝きます。リズミカルに続く親子の会話から家族の愛情が伝わります。(店主)


つきのかがやくよる(こどものとも年中向き2020年9月号)

古内ヨシ 作


福音館書店

2020年9月1日発行

本体400円+税

2020年8月18日火曜日

【本の紹介】ヤママユ(かがくのとも2020年9月号)



 ヤママユは蛾の一種です。カイコのように繭を作り、その中で蛹になります。この絵本は、ヤママユが卵から成虫になるまでのようすを丁寧に描きます。

 卵から生まれた幼虫は脱皮を繰り返して大きく成長します。脱皮ごとに少しずつ模様や色が変わるそうです。3回目の脱皮を済ませた幼虫は透き通るような緑色になるそうです。

 緑色の幼虫の姿は、餌になるコナラの葉っぱにそっくりです。天敵のアシナガバチに見つからないように身を守っているのです。やがて幼虫が作る繭も緑色。でも繭から出た成虫は黄茶色で、目玉のような模様が付いています。

 この絵本の付録の「作者のことば」から、ヤママユへの溢れる思いが伝わります。作者の岩淵真理さんは毎年初夏になると、コナラの枝をたくさんの瓶に入れ、ヤママユの幼虫の飼育を始めます。ときには根気も必要になりますが、自然が与えてくれる楽しみに興味は尽きないようです。(店主)


ヤママユ(かがくのとも2020年9月号)

岩淵真理 さく


福音館書店

2020年9月1日発行

本体400円+税

【本の紹介】「母の友」2020 年9月号


 依然として新型コロナウイルスの感染拡大が収まりません。先行きが見えない中で不安を感じている人は多いと思われます。

 いつもと違う夏を過ごす子どもたちも不安や、不安から来るストレスを感じていても不思議ではありません。「母の友」9月号の特集テーマは「不安とむきあう」。不安とどうやって向き合えばよいのか、専門家にお話を聞いています。

 子どものストレスに親としてどう対応すればよいのか、ネットのうわさとの付き合い方をどう考えるか、不安に対処するために必要な4つのポイントなど、まさに今参考になる記事があります。不安を正しく理解し、ストレスを減らした生活が維持できるように心がけたいと思います。

 大人のストレスケアの必要性も指摘されています。大人がイライラしていると、その気持ちが子どもに転移してしまうことがあるそうです。自分の気持ちをうまくコントロールできる方法を、私たちもあらためて考えてみたいと思います。(店主)


「母の友」2020年9月号


福音館書店

本体527円

2020年9月1日発行

2020年8月7日金曜日

【本の紹介】イカは大食らい(たくさんのふしぎ2020年9月号)


 イカの美しさに目を見張ります。イカの魅力を伝える写真が満載の絵本です。

 イカの体は半透明で光を反射させて輝き、その上、とてもカラフルです。イカの皮膚には色素を含んだ細胞がたくさん並び、周囲の環境によって体の色を自在に変化させることができるのです。

 よくイカの「足」といいますが、正しくは「腕」というそうです。もちろん腕は10本あり、このうち2本は触腕と呼ばれ、獲物を捕まえるため長く伸ばすことができます。イカはとても大食らい。大きな獲物に食らいつくその姿は圧巻です。

 海中を泳ぐその姿は、この絵本の作者がいうように、まるで宇宙生物のように思えます。キラキラ光る大きな目は、私たちに何を語りかけているのでしょうか。(店主)


イカは大食らい(たくさんのふしぎ2020年9月号)

吉野雄輔 文・写真


福音館書店

2020年9月1日発行

本体700円+税

2020年8月6日木曜日

セレクト絵本の棚が登場しました!


 くわのみ書房にセレクト絵本の棚が登場しました。絵本の読み聞かせの活動をされている二人組のユニット、《えほんの木》がお勧めする絵本をポップとともにご紹介します。

《えほんの木》は宮本由佳理さんと藤岡美保さんのお二人のユニット。くわのみ書房で大人を対象にした絵本の読み聞かせのイベント「大人のための絵本の会」を開催していただいています。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベント開催はしばらく控えています。そこで今回、お勧めの絵本を紹介する棚を店内に設けていただくことになりました。

 ご紹介する「えほんの木セレクト」の絵本は10冊。最新作からロングセラーまで揃えました。ポップもつくっていただいたので、併せてお楽しみください。

 今回のテーマは「この本知ってる?」。お二人のそれぞれの「押し」の絵本を取り上げていただきました。9月以降はまた別の絵本が並びます。(店主)

2020年8月4日火曜日

【本の紹介】マツオとまいにちおまつりの町


 コマ割り漫画のように構成された絵本です。にぎやかなおまつりのようすに心がウキウキしてきます。

 子どもがリコーダーを吹きながら歩いているところからお話が始まります。子どもの名前はマツオ。ちょっとゆううつな気分です。リコーダーのテストで、たくさん間違えてしまったからです。

 マツオは寄り道した公園の象のすべり台の上で練習を始めました。すると、どこからか笛の音が聞こえてきます。音を頼りに探っていくと、着いたところは「おまつりの町」。そこはおばけの住民が、毎日お祭りを楽しむ町でした。

 明るい色使いがお祭り気分を盛り上げます。描き込まれた絵は見応え十分。一匹のネコがマツオと行動をともにしています。各ページごとにネコがどこにいるのか、探し当ててみてください。(店主))


マツオとまいにちおまつりの町

スケラッコ


亜紀書房

2019年10月7日発行

本体1800円+税



【本の紹介】僕への小さな旅

 小さな旅の絵本です。子どものころに暮らした海辺の町に帰る旅です。青い空と海の水平線が鮮やかに描かれています。  夏休みを過ごした古い洋館は、おばあさんの家でした。屋根裏の部屋に残されたおもちゃ箱の中に見つけた赤いボタンは、くまのぬいぐるみのチョッキについていたもの。くまの「モル...