夏休みは夜空の星に親しむよい機会です。賑やかな星空は「まるでよぞらのおまつり」です。
子どもたちを天体観察の楽しみに導く絵本です。二人の兄弟が、山がよく見えるおばあちゃんの家にやってきたところからお話が始まります。
晩ごはんの前、二人は家の外の景色を楽しみます。やがて山の向こうに日が沈み、空は桃色から「ゆうらりと」青色に変化します。二人は空に星を見つけますが、もう晩ごはんの時間。ごはんの後、虫の音に誘われて再び外に出た二人が観たものは…。
日没から星が現れるまで、空の色はうっとりするような変化を見せてくれます。まさに奇跡のような時間。そのようすを柔らかいタッチで描いた絵も魅力的です。(店主)
よぞらのおまつり(ちいさなかがくのとも2026年8月号)
中村文 ぶん
平澤朋子 え
福音館書店
2026年8月1日発行
定価500円(本体454円+税10%)


