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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年8月8日土曜日

【本の紹介】よぞらのおまつり(ちいさなかがくのとも2026年8月号)




 夏休みは夜空の星に親しむよい機会です。賑やかな星空は「まるでよぞらのおまつり」です。

 子どもたちを天体観察の楽しみに導く絵本です。二人の兄弟が、山がよく見えるおばあちゃんの家にやってきたところからお話が始まります。

 晩ごはんの前、二人は家の外の景色を楽しみます。やがて山の向こうに日が沈み、空は桃色から「ゆうらりと」青色に変化します。二人は空に星を見つけますが、もう晩ごはんの時間。ごはんの後、虫の音に誘われて再び外に出た二人が観たものは…。

 日没から星が現れるまで、空の色はうっとりするような変化を見せてくれます。まさに奇跡のような時間。そのようすを柔らかいタッチで描いた絵も魅力的です。(店主)


よぞらのおまつり(ちいさなかがくのとも2026年8月号)

中村文 ぶん

平澤朋子 え


福音館書店

2026年8月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年8月7日金曜日

【本の紹介】われらはたらくうんてんしゅ(こどものとも2026年8月号)




 表紙をみると、ヘルメットを被り、カッコいいユニフォームを着た人たちが並んでいます。働く運転手の皆さんです。さて何を運転するのでしょう。

 最初に登場した巨大な乗り物。運転席の窓に2人の姿がみえます。「ブスリ!」という音とともに着陸した先は、なんとハンバーグ⁈ その乗り物は、食事のときに使うフォークでした。

 そのほか、カギやハサミ、スタンプなど、いろいろなものが乗り物となって私たちの前に現れます。どれも巨大です。いや、運転手たちの方が小さいのでしょうか。いずれにせよ、私たちの意識を超えた世界が広がります。

 身近なものを乗り物に見立てた絵本です。その世界に入るとき、一瞬でも戸惑いを感じたのはは私が大人だからでしょうか。馴染んでしまえば、大きな爽快感をもたらす絵本です。(店主)


われらはたらくうんてんしゅ(こどものとも2026年8月号)

くりはらたかし


福音館書店

2026年8月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】焼きそばパンはヘン? 小麦のへんしん(たくさんのふしぎ2026年8月号)




 私もそう思っていました。「焼きそばパン」って、なんかヘンですよね? 何がヘンなのか。この写真絵本の冒頭で指摘されています。

 焼きそばは、それだけで食事になるものです。つまり、「ごはん」みたいなもの。一方で、パンはもともと西洋の主食であり、これも「ごはん」のようなもの。だから、焼きそばパンは、ごはんをごはんで挟んで食べるようなもの。確かに、ヘンですよね。

 作者のそうした疑問から、お話が展開していきます。作者は次に、焼きそばの麺、そしてパンが、どちらも同じように小麦から作られているところに着目します。小麦で作られる焼きそばとパンは合体し、日本で焼きそばパンとして定着しています。お米のごはんとお寿司、あるいはごはんとお餅(もち米から作られるので、これも米)を合体させて食べるようなことはしないのに、なぜ?

 小麦は粉にして食料にします。小麦粉はパンになったり麺になったり、さまざまに姿を変えていきます。世界には小麦粉を使った食べ物がたくさんあります。異なる食べ物が組み合わされ、新しい食べ物が生まれてくるのです。そんな「食」の変化は、本当に面白いと思います。(店主)


焼きそばパンはヘン? 小麦のへんしん(たくさんのふしぎ2026年8月号)

森枝卓士 文・写真


福音館書店

2026年8月1日発行

定価880円(本体800円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】よぞらのおまつり(ちいさなかがくのとも2026年8月号)

 夏休みは夜空の星に親しむよい機会です。賑やかな星空は「まるでよぞらのおまつり」です。  子どもたちを天体観察の楽しみに導く絵本です。二人の兄弟が、山がよく見えるおばあちゃんの家にやってきたところからお話が始まります。  晩ごはんの前、二人は家の外の景色を楽しみます。やがて山の向...