コマ割り漫画のように構成された絵本です。にぎやかなおまつりのようすに心がウキウキしてきます。
子どもがリコーダーを吹きながら歩いているところからお話が始まります。子どもの名前はマツオ。ちょっとゆううつな気分です。リコーダーのテストで、たくさん間違えてしまったからです。
マツオは寄り道した公園の象のすべり台の上で練習を始めました。すると、どこからか笛の音が聞こえてきます。音を頼りに探っていくと、着いたところは「おまつりの町」。そこはおばけの住民が、毎日お祭りを楽しむ町でした。
明るい色使いがお祭り気分を盛り上げます。描き込まれた絵は見応え十分。一匹のネコがマツオと行動をともにしています。各ページごとにネコがどこにいるのか、探し当ててみてください。(店主))
マツオとまいにちおまつりの町
スケラッコ
亜紀書房
2019年10月7日発行
本体1800円+税
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