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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2019年12月19日木曜日

「村上春樹の絵本を読む会 」を開催しました!




 くわのみ書房は「村上春樹の絵本を読む会 vol.5」を12月14日(土)に開催しました。今回のご参加はお二人でした。
 クリスマスが近いので、今回選んだ絵本は「急行「北極号」」(絵と文 C・V・オールズバーグ、訳 村上春樹、あすなろ書房)です。クリスマス・イブの夜中、サンタの存在を信じる子どもの前に汽車が現れます。その名は急行「北極号」。子どもはパジャマの上にはおったローブのまま、北極点を目指すという汽車に乗り込みます。
 北極点ではサンタが待っていました。子どもは望み通り、サンタのそりについた銀の鈴をプレゼントにもらい、ローブのポケットに入れます。でも、北極号に戻るとプレゼントが消えています。ローブのポケットに穴が開いていたのです。
 安心してください。最後に鈴は子どもの手元に踊ります。鈴の音は大人には聞こえないようです。その子どもには大人になっても鈴の音が届きました。「心から信じていれば、その音はちゃんと聞こえるんだよ」。あなたにも聞こえますか? (店主)

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【本の紹介】窓の向こう、その先に

 小学5年生の女の子が主人公のお話です。思春期間近の子どもの心情が瑞々しく描かれます。  主人公の名前は穂乃果。作文の授業で「わたしの一番すきな場所」というテーマが与えられ、穂乃果は自分の家のリビングルームの窓を思い浮かべます。  窓から電車が見えるのです。穂乃果は、いつも同じ時...