ビブリオ・パドルに参加しました。東京・国分寺市の絵本・児童書専門店の「おばあさんの知恵袋」で毎月開かれている絵本好きの集まりです。9月12日、国分寺まで出かけました。
参加者が持ち寄った絵本を紹介し合います。今月のテーマは「月・MOON」でした。でも、テーマに縛られることなく、自分のお気に入りの絵本を紹介してもよいことになっています。
私は今回、「よるのいえ」(岩波書店)を持参しました。絵を手がけたのはベス・クロムスで、2009年度コールデコット賞を受賞した作品です。絵は黒と黄色の2色刷りで、版画と思われます。深みを感じさせる幻想的で柔らかなイメージの絵です。文章は一編の詩であり、言葉を紡いで世界の広がりを表現します。もちろん、「つき」も出てきます。
そのほか、今回紹介された絵本は、「ネコヅメのよる」(WAVE出版)、「Ayu and the Perfect Moon」(Random House, UK)、「おつきさまはよるなにをしているの?」(ひくまの出版)、「かようびのよる」(徳間書店)、「ブルドッグたんていときえたほし」(文溪堂)、「ムーン・ジャンパー」(偕成社)、「ぐぎがさん、ふへほさん、おつきみですよ」(福音館書店、こどものとも年中向き2010年9月号)、「おねえちゃんにあった夜」(徳間書店)でした。「もし君が月だったら」(光村教育図書)や「レミのふしぎにおもうこと」(作・絵いわせまいこ)も取り上げられました。今回も興味深い絵本が紹介され、楽しいひとときを過ごしました。(店主)
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