ようこそぼくのてのひらへ(ちいさなかがくのとも2017年4月号)
福音館書店
2017年4月1日発行
本体389円+税
2017年4月1日発行
本体389円+税
澤口たまみ ぶん
たしろちさと え
子どもが手のひらにいろいろな虫を乗せます。かまきりまで乗せるのでびっくりしました。かまきりはちょっとこわくて、直に手で捕まえることはなかなかできなかった覚えがあります。
最初に登場する虫はてんとう虫です。草の上を歩くてんとう虫を見つけた子どもは、「ぼくのてにもこないかな」と手を伸ばします。「おいで、おいで。こっちへおいで」と誘うと、手のひらに登ってきました。「ようこそぼくのてのひらへ!」
この絵本は、虫を手のひらに乗せて観察する方法を紹介しています。作者の澤口たまみさんは解説で、「ようこそ」という気持ちを持って手のひらに乗せると虫はリラックスして愛らしい表情を見せると教えてくれました。
虫を手のひらに乗せることで、その重さ軽さを実感することもできます。肌触りを感じることもできるでしょう。少し勇気が必要かもしれませんが、虫にも「ようこそ」して春を楽しんでみませんか。
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