宇宙とわたしたち(たくさんのふしぎ2017年4月号)
福音館書店
藤沢健太 文
なかのひろたか 絵
本体667円+税
宇宙と私たちのつながりを解説する、スケールの大きなお話です。星が浮かぶ宇宙はあまりに遠すぎて、私たちとは無関係のように思います。でも、この絵本を読めば、実は私たち自身が宇宙の一部であることが分かります。
まず、私たちの体から見ていきます。私たちの体は食べ物や飲み物からできています。私たちは動物の肉も食べますが、それらの動物たちも草や木などの植物を食べて大きくなります。つまり、私たちの食べ物の元はすべて植物でした。
植物は水と空気、地中の栄養分、そして光があると育ちます。光は太陽から届きますが、そのほか地球上にあるものです。私たちの体は、地球上にあるものが、その形を変えたものに過ぎない。つまり、私たちは地球の一部に他ならないのです。
地球も宇宙に浮かぶ星の一つです。では、星たちはどうやってできてきたのでしょう。地球も宇宙の中でつくられました。そして、地球から生まれた私たち。つまり、私たちも宇宙の一部として今ここにいるのです。
本を読み終えた後は気分爽快。まるで宇宙から地球を眺めているような感覚になります。地球上の争いの元が、本当に些細なことに過ぎないと思えてきます。
本を読み終えた後は気分爽快。まるで宇宙から地球を眺めているような感覚になります。地球上の争いの元が、本当に些細なことに過ぎないと思えてきます。
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