オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ
岩崎書店
本体1500円+税
ハドソン・タルボット 作・絵
真木文絵 訳
犬と人間はとても仲良しです。どうしてこんなに仲が良いのでしょう。この絵本の作者が犬と人間の出会いを紐解きます。
犬と人間が仲良しになる前、イヌという動物は世界のどこにもいませんでした。始まりは、野山をうろついていたオオカミが人間と出会ったこと。この絵本の中で、群れに入れてもらえない子どもオオカミは、やはり一人ぼっちの人間の子どもと出会います。一匹と一人は素敵な仲間になります。やがて、仲間はどんどん増えていきました。
長い月日を経て、人間の暮らしは変わっていきます。食べ物を求めてうろつくことをしなくなり、決まった場所に家をつくって住むようになります。家の周りで動物を飼ったり、畑で作物を育てるようになります。オオカミも人間の暮らしに合うように変わっていきます。そして、オオカミは犬になりました。
犬と人間はお互いに助け合って生きてきました。犬とともに生活する中で、人間も変わっていきました。犬と人間は一緒に進化したのです。だから犬と人間はこんなに仲良しなのです。作者の犬への愛情が読む人にも伝わり、やさしい気持ちになれる絵本です。
犬と人間はお互いに助け合って生きてきました。犬とともに生活する中で、人間も変わっていきました。犬と人間は一緒に進化したのです。だから犬と人間はこんなに仲良しなのです。作者の犬への愛情が読む人にも伝わり、やさしい気持ちになれる絵本です。
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