きょうはそらにまるいつき
偕成社
本体1400円+税
荒井良二
空に一つだけのお月さまを、たくさんの人たちが見上げます。それぞれの人は自分たちの暮らしを抱え、何らつながりがあるように見えません。
でも、見上げた空のお月さまを通じて、つながっているようにも思えます。実は本当につながっていて、そのつながりこそ、お月さまが私たちに与えてくれるご褒美かもしれません。
荒井良二さんが描く絵本の世界は深く、大きな広がりを感じさせます。その世界に沈み込むことで心地よい解放感を感じることができます。
お月さまのやさしい光が降りそそぐ夜。誰もが、その光を浴びることが出来ます。そしてこの絵本は、実際に誰もがその光を浴びていることを教えてくれます。そんなやさしさに包まれた絵本です。
お月さまのやさしい光が降りそそぐ夜。誰もが、その光を浴びることが出来ます。そしてこの絵本は、実際に誰もがその光を浴びていることを教えてくれます。そんなやさしさに包まれた絵本です。
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