ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2016年12月11日日曜日

【本の紹介】線とあそぼう



線とあそぼう
たくさんのふしぎ2017年1月号
福音館書店

杉田比呂美 さく
本体667円+税

 いろいろな「線」が出てきます。「ふだんは気にしていないけれど、身のまわりにある線、線、線!」と言われて改めて気づくたくさんの線。線って、意外とおもしろい!
 線は、細長いすじのこと。どうやってできるのでしょう。もちろん鉛筆などでも書けばできるけど、紙を折っても線はできます。綿を撚り合わせてもできるし、光と影で線が描かれることもあります。線を探してみましょう。家の中だけでなく、外にもたくさんあります。
 線はいろいろなことに役立っています。でも「目では見えないものを見えるようにする」って、どういうことでしょう。線が何をしているか、この絵本が教えてくれます。
 最後に線を使う遊びも紹介しています。私も子どものころ、線で遊んだことを思い出しました。線についてたくさん考える絵本です。見事な着眼点です。

0 件のコメント:

【本の紹介】わたしの町ナガサキ 原爆を生きのびた柿の木と子どもたち

 多くの人に読んでいただきたい物語です。みんな一緒に、平和への願いを大切に持ち続けるために。  語り手は一本の柿の木です。そこは港を取り囲むように広がる長崎の町。柿の木のてっぺんからは、町全体が見渡せます。柿の木は100年以上前に、若い夫婦が植えました。その夫婦の家族と一緒に、長...