絵巻じたて ひろがるえほん かわ
福音館書店
本体3000円+税
加古里子 さく/え
元になった絵本の「かわ」は、1962年7月に月刊「こどものとも」として出版され、1966年9月に単行本が発刊されているロングセラーです。くわのみ書房に子どもを連れてきたおとうさんが、自分自身が子どものころ親しんだこの絵本をみつけ、一つの川がページを跨いで次々につながっていることを楽しそうに説明してくれたことがあります。その「かわ」が絵巻じたてになって登場しました。
絵本の見開きのページがそのまま1枚につながっています。折りたたまれたページを広げると約7メートル。川の源流から海に流れ着くまで、一望することができます。
表面はカラーの4色印刷で文字がありません。絵を見て、いろいろな発見ができるように工夫されています。裏面は川の流れの変化がわかるように、黒と水色の2色で印刷してあります。最終場面は2ページ分が追加され、海の広がりがさらに大きくなりました。
店内で実際に広げてみると、お客様から歓声が上がります。内容も決して古びることはなく、これからも広く愛される絵本の一つといって間違いないでしょう。
店内で実際に広げてみると、お客様から歓声が上がります。内容も決して古びることはなく、これからも広く愛される絵本の一つといって間違いないでしょう。
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