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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2019年3月15日金曜日

【本の紹介】テオのりんご(こどものとも年中向き2019年4月号)




 この絵本の主人公はこぐまのテオです。テオはおばあちゃんにりんごを届けに出かけます。たくさんのりんごが入ったバケツはとても重そうです。
 テオは友だちと会うたびに、りんごをあげてしまいます。バケツは軽くなりました。でも、テオは残りのりんごが少なくなっていることに気がつかなかったようです。テオはまだまだ子どもだから仕方ないですね。
 テオは残り少なくなったりんごも川にを落としてしまいます。おばあちゃんにあげるりんごは全部無くなってしまいました。泣きじゃくるしかないテオですが、テオの優しさは友だちのみんなにも広がっていました。
 みんなが優しくなれる絵本です。登場する動物たちが生き生きと描かれ、お話に輝きを与えています。(店主)

テオのりんご(こどものとも年中向き2019年4月号)
きたむらえり さく
きくちちき え

福音館書店
2019年4月1日発行
本体407円+税

2019年3月14日木曜日

【本の紹介】まゆとそらとぶくも(こどものとも2019年4月号)




  子どものころ、空を飛ぶ夢を見たことがあります。50年以上前に見た夢ですが、今でも覚えているということは、よほど強烈なインパクトがあったのでしょう。
 この絵本を読んで、その夢の感覚を思い出しました。やまんばの娘のまゆが、小さな雲に乗って空を縦横無尽に飛び回ります。
 まゆが雲を捕まえると、雲はまゆを乗せたまま「バビューン!」と空に向かって飛び上がります。まゆは「ヤッホー! あたし、とんでるよぉ!」と叫びます。叫びたくなるまゆの気持ちがよく分かります。
 まゆが見つけた雲はカミナリぼうやの雲でした。カミナリぼうやは雲乗りの練習をしているうちに、風に飛ばされて雲から落っこちてしまったのでした。まゆはカミナリぼうやを無事お家まで送り届けてあげます。そして、カミナリとうさんがつくってくれた一人乗り用の雲に乗って帰ります。まゆがとてもうらやましくなりました。(店主)

まゆとそらとぶくも(こどものとも2019年4月号)
富安陽子 文
降矢なな 絵

福音館書店
2019年4月1日発行
本体407円+税

2019年3月13日水曜日

【本の紹介】どこいくの(こどものとも年少版2019年4月号)




 春めいてきました。散歩が楽しい季節です。この絵本でも、大勢の友だちが一緒に「ぶーらぶら」と散歩を楽しみます。
 子どもが歩いているとねこさんと会いました。ねこさんは大きな黄色いリボンをつけています。「どこいくの」と尋ねる子どもに、ねこは「ちょっと そのへん ぶーらぶら」と応じます。この後の会話は、ちょっと大人っぽくおしゃれに。「ごいっしょしても いいかしら」という子どもに、ねこさんは「おすきに どうぞ」と返しました。こうして一緒に散歩する友だちがっだんだん増えてきいきます。
 最後に誘ったのはうさぎさん。でも、うさぎさんはのどが痛いといってお医者さんのところへ行くようです。その後、みんなはぶたさんからおやつにプリンをいただきました。うさぎさんがちょっとかわいそう。でも裏表紙をみると、子どもがプリンを持ってうさぎさんのお見舞い行きました。うさぎさん、よかったね。
 この絵本は「ぼうさん ぼうさん」というわらべ歌がもとになっているそうです。そのせいか、絵も文章も、とてもリズミカル。読み始めると楽しい気分になってきます。(店主)

どこいくの(こどものとも年少版2019年4月号)
やぎゅうまちこ さく

福音館書店
2019年4月1日発行
本体407円+税

2019年3月8日金曜日

【本の紹介】家をかざる(たくさんのふしぎ2019年4月号)




 世界各地で撮影した家を紹介する写真絵本です。きれいに飾り付けられた家の写真を集めました。家は飾り付けなくとも住むことができるのに、人々はどうして家を飾るのでしょう。作者の好奇心がこの絵本を生み出しました。
 ギリシアのヒオス島から旅が始まります。この島のピルギー村の家の壁はクシスタという模様で飾られています。クシスタは、近くの海岸でとれた黒い砂のセメントを下地にして、その上に白い漆喰を塗り、まだ生乾きのうちにフォークで引っ掻いて模様を描きます。シンプルで美しい幾何学模様が目をひきます。
 イタリアのサルデーニャ島の家に驚かされました。壁にムラーレスと呼ばれるフレスコ画の絵が描かれています。現実と区別することがむずかしいほど写実的な絵がてとても見事です。不思議な感覚を覚えます。
 飾り付けの方法はさまざまです。人々はその土地に合ったやり方で家の飾り付けを楽しんでいます。家を飾ると心も豊かになるという作者の言葉に納得します。それにしても、家を飾ることに並々ならぬ情熱を感じます。人は家を飾らないと生きていけないのかもしれないと、作者は思い至ったようです。(店主)

家をかざる(たくさんのふしぎ2019年4月号)
小松義夫 文・写真

福音館書店
2019年4月1日発行
本体713円+税

2019年3月7日木曜日

【本の紹介】あーそーぼ あーそーぼ(こどものとも0.1.2. 2019年4月号)




 昔、まだ多くの家で電話があることさえめずらしかったころ、子どもたちは友だちを遊びに誘う際、直接その子の家まで出向き、窓の外から大きな声で呼び出したものでした。「あーそーぼ」といったこともあっただろうし、いわなかったときもあったのかもしれませんが、実際の声による呼びかけ言葉以上の意味を持って受けとめられ、喜びも大きかったのだと思います。
 この絵本ではこねこやこいぬといった小さな動物たちが友だちに「あーそーぼ」と呼びかけます。すると、友だちもうれしそうに「いーいよ」と応えます。そのやりとりを、この絵本を読む子どもたちも自分のことのように楽しむでしょう。
 こぶたの登場に驚かされますが、作者のことばによると、住宅展示場のイベントでミニブタと会った体験がお話のもとになっているようです。ミニブタには犬と同レベルの知能があるそうです。
 動物たちは温かみのある繊細なタッチで描かれ、語りかけるような目が印象的です。「あーそーぼ」の後はボール遊びが始まりました。人間の赤ちゃんもハイハイしながら、動物の子どもたちとボールの追いかけっこをしています。(店主)

あーそーぼ あーそーぼ(こどものとも0.1.2. 2019年4月号)
ひろのたかこ

福音館書店
2019年4月1日発行
本体407円+税

2019年3月6日水曜日

「母の友」2019年4月号をお届けします!




 ビッグな対談が「母の友」2019年4月号に掲載されています。ロングセラー絵本の「はじめてのおつかい」をつくった作家の筒井頼子さんと画家の林明子さんのお二人による対談です。
 現在、筒井さんは宮城県、林さんは長野県にそれぞれ在住されています。なかなかお会いする機会がなかったのですが、昨年、林さんの絵本原画展が宮城県仙台市の美術館で開催され、その会期中に林さんが仙台を訪ね、お二人の再会が30数年ぶりに実現しました。
 筒井さんには3人の娘さんが同行していました。その娘さんたちは、絵本の「はじめてのおつかい」に登場するみいちゃん、「あさえとちいさいいもうと」のあさえちゃんとあやちゃんのモデルになった方々だそうです。
 林さんは絵を描く前に写真を撮り、その写真を参照しながら絵を仕上げていきました。その撮影対象になったのが、筒井さんのご自宅だったそうです。撮影時のエピソードは絵本制作の裏話として、とても興味深く読みました。撮影から30年以上経っても、林さんは娘さんたちの中に、絵本書いた当時の姿を見ることができたと語っています。(店主)

「母の友」2019年4月号

福音館書店
本体537円
2019年4月1日発行

2019年3月3日日曜日

Co-展が開催されました!




 くわのみ書房も参加する「Co-展」が習志野市大久保の八幡公園で開催されました。今回も大勢の方にご来場いただきました。本当にありがとうございました!
 今回で3回目の開催となったCo-展。すっかり習志野の街に定着したように思います。子どもも楽しめるワークショップや近隣のお店による食べ物・飲み物、雑貨類の販売など、提供するサービスも前回からパワーアップしました。
 ライブもありました。オカリナ・デュエットのトィンクルバーズは絵本作家の宮田ともみさんと当店スタッフ(店主の妻)によるユニット。今回のCo-展で見事デビューを果たしました。店主もCo-展スペシャルズにベースとボーカルで参加しました。
 くわのみ書房は、ややこじんまりとしたブースで絵本などを販売しました。たくさんの人にお声がけいただき、楽しいひとときを過ごすことができました。また次回、よろしくお願いいたします!(店主)

【本の紹介】おじいさんとこねこのボーシ

 おじいさんとこねこの交流を描いた絵本です。おじいさんとこねこは、それぞれお互いに「ステキな とくべつ」になるようです。  一人で穏やかに暮らすおじいさん。普段の生活でも、いつもジャケットを羽織り、ネクタイを締め、帽子を愛用するカッコいいおじいさんです。紅茶を飲んだ後に、毎日テラ...