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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2019年2月8日金曜日

【本の紹介】プレッツェモリーナ(こどものとも2019年3月号)




 イタリアの昔話を剣持弘子さんと小西英子さんが素敵な絵本に仕上げてくださいました。昔話の面白さがたっぷり詰まった絵本です。
 身ごもった若いおかあさんが、隣の畑に青々と茂ったパセリを食べてしまいます。その畑は3人の魔女のものでした。魔女たちはパセリを食べたことを許す代わりに、生まれてくる子どもを渡すようにいいつけます。やがて生まれた女の子は美しく元気に育ちますが、魔女たちに連れ去られてしまいます。女の子はどうなってしまうのでしょう。
 題名の「プレッツェモリーナ」は主人公の女の子の名前です。イタリアンパセリのことをイタリア語では「プレッツェーモロ」といい、それをかわいらしく表現するとプレッツェモリーナになるそうです。日本語にすると「パセリちゃん」ですね。
 剣持さんは「作者のことば」で、この絵本に出てくるパセリはイタリアンパセリだと解説しています。日本でよく食べられているパセリとは違い、くせもないため、たっぷり食べられるそうです。小西さんが描くプレッツェモリーナはとても親しみやすく魅力的な女の子。たくさんの人に愛される存在になりそうです。(店主)

プレッツェモリーナ(こどものとも2019年2月号)
剣持弘子 再話
小西英子 絵

福音館書店
2019年3月1日発行
本体389円+税

2019年2月7日木曜日

「母の友」2019年3月号が入荷しました!




 スマートフォンの使い方に頭を悩ませている人は多いと思います。「母の友」2019年3月号は特集テーマに「スマホとどうつきあう?」を取り上げました。毎日の生活に欠かせなくなったスマホについて、あらためて考えるきっかけにしてください。
 くわのみ書房でも小さな子どもがスマホを使っている姿をみかけることがあります。上手に操作しているように見えてとても驚かされます。実際にスマホは、子どもから大人まで年代を超えて私たちの社会に浸透していることは間違いないようです。
 スマホは子どもたちによい影響を与えないという指摘も耳にします。しかし、まったく触れさせずに済ませるということは、もはやありえないと思われます。大人にとってもスマホ依存が深刻な問題になっていることは少なくないようです。
 スマホによるサービスは、さまざまな工夫をして私たちを取り込もうとしています。いつのまにか多くの時間を費やしてしまうことは、子どもだけでなく大人の問題でもあります。家族とスマホとのうまい付き合い方を見つけましょう。この特集では小児科医や、青少年のネット利用をテーマにしているジャーナリストらのお話が掲載されています。どうぞお手にとってご覧ください。(店主)

「母の友」2019年3月号

福音館書店
本体505円
2019年3月1日発行

2019年2月6日水曜日

【本の紹介】ねえねえねえ わらってる?(こどものとも0.1.2. 2019年3月号)




 楽しい絵本です。この絵本を読んでもらう子どもたちの笑顔が見えてくるようです。
 子どもが手で顔を半分ほど隠しています。笑っているのかな? 「おかおを みせて ねえ、みせて」とせがむと、やっぱり笑っていました! 泣いている子どももいれば、怒っている子どももいます。
 付録にある「作者のことば」がとても勉強になります。「いないいないばあ」遊びは予想していないことを見てびっくりする遊びではなく、予想していた通りのことを見て「ああ、思った通り」と嬉しくなる遊びだという説明に納得しました。赤ちゃんが「いないいないばあ」を楽しむようになるのは、記憶や予知する能力が備わる6~9カ月以降だそうです。
 文と絵がとても見事にマッチしています。リズミカルな文は歌うように読みましょう。子どもの表情を自然に描いた絵も素敵です。最後は子どもと一緒に「わっはっはっは」と大笑いしましょう。(店主)

ねえねえねえ わらってる?(こどものとも0.1.2. 2019年3月号)
おのりえん 文
なかじまかおり 絵

福音館書店
2019年3月1日発行
本体389円+税

2019年2月3日日曜日

【本の紹介】タイヤ タイヤ だれのタイヤ




 面白い趣向の乗り物の絵本です。タイヤを見て、どんな乗り物か当てっこします。
 タイヤだけでは当てるのはむずかしいかもしれません。そこで少しだけヒントが描かれていうページがあります。ヒントを手がかりにどんな乗り物か想像を膨らませましょう。
 同じようにタイヤを使う乗り物でも、それぞれ役割が異なります。みんながいろいろな役割を持ち合って、私たちの社会を作っています。
 「これを当てるのは無理!」というページもあります。もっとむずかしいページを、今度は読む人が考えてみるのも楽しそうです。(店主)

タイヤ タイヤ だれのタイヤ
そく・ちょるうぉん

アリス館
本体950円+税
2018年8月30日発行

【本の紹介】まめとすみとわら




 題名にある「まめ」は空豆のことです。空豆には黒いすじがあります。その黒いすじがどうしてついたのか、この絵本を読むと分かります。
 お話は日本各地に伝わる民話がもとになっています。思いも寄らないお話の展開は民話ならでは。理屈抜きに楽しみましょう。
 巻末の解説によると、同じようなお話はグリム童話にもあるそうです。昔々、世界の人々はどのようにつながっていたのでしょう。いつも不思議に思います。
 お話はテンポよく進みます。絵はとてもシンプルです。読む人の想像力で絵本の世界を自由に形作ることができそうです。(店主)

まめとすみとわら
せなけいこ ぶん・え

廣済堂あかつき
本体1100円+税
2018年12月25日発行

2019年2月1日金曜日

【本の紹介】みずとはなんじゃ?




 作者は私たちに「みずとはなんじゃ?」と問いかけます。でも、作者の狙いは水の正体を理解してもらうことだけではなかったようです。私たちはこの絵本を通じて、命の大切さを学ぶことになります。
 この絵本は水の性質や役割について解説しています。文章はとてもわかりやすく、面白く読み進めることができます。絵は文章の解説を的確にサポートしています。文章と絵が見事に組み合わさり、何ら抵抗を感じることもなくページをめくることができます。
 水への理解が深まると、水が私たちの命を守り、支えていることが分かります。作者は最後に、水の力が失われないように努めようとメッセージを送ります。水を大切にすることは、私たちの命を大切にすることにほかなりません。
 この絵本の作者の一人であるかこさとしさんは2018年5月に亡くなりました。かこさんは私たちに数々の素晴らしい絵本を与えてくれました。この絵本はかこさんの最後の作品であり、私たちに残した最後のメッセージです。(店主)

みずとはなんじゃ?
かこさとし・作
鈴木まもる・絵

小峰書店
本体1500円+税
2018年11月11日発行

2019年1月31日木曜日

【本の紹介】かぜのひ




 子どもとおじいちゃんの交流を描いた絵本です。とてもかっこいいおじいちゃんが登場します。家にいてもネクタイをしています。緑のニットベストが決まっています。作者はイギリスの絵本作家です。
 子どもが朝起きると、その日は風が強い吹いていました。さっそく外に遊びに行こうと思います。おじいちゃんを誘いました。すると、おじいちゃんはこう言います。「たこを あげるのに もってこいだな」。
 でも、たこはなかなか見つかりません。外は風が「ビュービュー」吹いています。やっぱり、たこは見つかりません。風はさらに強くなり、「ゴウゴウ」と音を立てるようになりました。人間も吹き飛ばされそうです。
 やっとたこが見つかりました。「さあ、こうえんに しゅっぱつだ!」。たこはすぐに、たかくたかく舞い上がりました。子どももおじいちゃんも舞い上がってしまいました。二人だけではありません。たくさんの人たちが舞い上がっています。でも、おじいちゃんはぜんぜん慌てず落ち着いたもの。どこまでもかっこいいおじいちゃんでした。(店主)

かぜのひ
サム・アッシャー 作・絵
吉上恭太 訳

徳間書店
本体1600円+税
2018年9月30日発行

【本の紹介】おじいさんとこねこのボーシ

 おじいさんとこねこの交流を描いた絵本です。おじいさんとこねこは、それぞれお互いに「ステキな とくべつ」になるようです。  一人で穏やかに暮らすおじいさん。普段の生活でも、いつもジャケットを羽織り、ネクタイを締め、帽子を愛用するカッコいいおじいさんです。紅茶を飲んだ後に、毎日テラ...