あったかい気持ちになれる絵本です。友だち同士の会話に思いやりが溢れています。
雪が降っています。大きな木の下に洞穴のお家があり、クマくんが冬眠しようとしています。でも、クマくんはなかなか眠れません。
そこでクマくんは、仲良しのキツネくんを呼び、「ぼくが ねむくなるまで、いっしょに しりとりをしてくれないかな」と頼みました。キツネくんはにっこり笑って「いいよ!」と応えます。さあ、しりとり遊びの始まりです。
クマが冬になって街中に現れるというニュースをよく聞くようになりました。自然環境の変化もあり、スムーズに冬眠に入れないクマもいるようです。この絵本では、クマくんはキツネくんとしりとりをたっぷり楽しんで眠りにつくことができました。よかったね、クマくん!(店主)
おやすみしりとり(こどものとも2025年1月号)
大原悦子 文
坂口友佳子 絵
福音館書店
2025年1月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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