9月の気持ちのよい朝。今日はテレーザにとって、とても大事な日です。大冒険の最初の一日です。
パパが連れて行ってくれる約束です。「みじかい ぼうけんだけど、このさき ながく つづくんだ」「すぐ ちかくに あるけど、きっと テレーザを とおくまで つれていってくれるよ」。パパの説明はよく分かりません。
パパは「どんなところか あててごらん?」と聞いてきます。テレーザが答えても、パパは「はんぶん あたりで、はんぶん はずれ」というばかり。さて、テレーザはいったいどこに行くのでしょう。
生き生きとした筆使いの絵が子どもの想像を膨らませます。テレーザとパパが着いた場所は、学校でした。楽しい学校生活のスタートを後押しする絵本です。(店主)
どんなところか あててごらん?
キアラ・カルミナーティ 文
ルチア・スクデーリ 絵
工学図書(山烋のえほん)
2024年9月24日発行
定価(本体1,800円+税)
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