子どもがお話を始めます。昔から「こっち」に住んでいる子どもは、こっちが好き。
友だちが「あっち」から遊びに来ました。友だちは、あっちが好きなのかな。
仲良く遊んでいた子どもと友だちは、やがて喧嘩を始めます。友だちはあっちに帰ってしまいました。
仲良くしたり、喧嘩をしたり、そんなことの繰り返し。こっちの子どももあっちに行ったり、そうしていっそう仲良くなるのです。今、戦争をしている大人たちにも、この絵本を読んで欲しいと思います。(店主)
こっちとあっち
谷川俊太郎・文
樋勝朋巳・絵
クレヨンハウス
2023年2月1日発行
定価(本体1,600円+税)
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