大昔に滅びてしまった恐竜については、まだまだ分からないことだらけだそうです。恐竜の姿の描かれ方は、新しい発見がある度に変わっていきます。
恐竜が生きていたときの姿を蘇らせることを「復元」といいます。この絵本は、恐竜を復元させる方法を教えてくれます。
化石として発見された骨が大きな手がかりになります。また、今生きている爬虫類や哺乳類の生き物の姿も復元の参考になります。限られた手がかりで行う復元の作業は、想像力を大いに刺激します。
恐竜の皮膚の色や模様は、手がかりも無く、ほとんど分かっていないそうです。この絵本の作者は、この果てしない謎解きにチャレンジする人を求めています。(店主)
恐竜の復元(たくさんのふしぎ2023年12月号)
犬塚則久 文
廣野研一 絵
福音館書店
2023年12月1日発行
定価770円(本体700円+税10%)
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