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2019年8月2日金曜日

【本の紹介】どうぶつたちのナンセンス絵本




 素朴に描かれた動物の絵と、そこに添えられた詩で構成する絵本です。一風変わった詩は、意味があるようなないような、まさにナンセンスな不思議な世界を展開しています。
 いろいろな動物が出てきます。例えば、「ヌー」。絵を見てもどんな動物だったか思い浮かばず、インターネットで検索してしまいました。「ドードー」という鳥は、もう絶滅しています。この絵本にも、今は博物館で剥製を見ることしかできないと書いてあります。
 ワニは、なんと飼い主を食べてしまいました。食べられてしまった飼い主は、もうほかのワニを飼うことができなくなったそうです。当たり前ですね。
 この絵本は子どもも大人も一緒に楽しめます。クスッと笑うかゲラゲラ笑うか、理屈抜きで楽しみましょう。(店主)

どうぶつたちのナンセンス絵本
マリー・ホール・エッツ 詩・絵
こみやゆう 訳

アノニマ・スタジオ(KTC中央出版)
2019年4月19日発行
本体1600円+税

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