ビブリオパドルが開かれました。東京・国分寺市の絵本・児童書専門店の「おばあさんの知恵袋」に8月22日、絵本好きが集まりました。
今月のテーマは「ぞくぞく、ぞわぞわ」。テーマに沿った絵本を持ち寄り、参加者同士で紹介し合います。
私が紹介した絵本は「ミシンのうた」(講談社)です。主人公の若い女性は古い洋裁店の見習い店員。主人公は満月の夜、店の主人に無断で服を作ります。主人に怒られますが、服は売れました。そうしたことが何回か続きます。でも、小さなかわいい服を2つ作ったあと、その服にぴったりのお客はなかなかやってきませんでした。次の満月の夜、小さな女の子が訪れます。服は女の子にぴったりでした。もう1つの服を着るのは、いつも間にか小さな女の子になった主人公。2人は店を出て、まだ暗い夜の通りを手をつないで駆け抜けます。ちょっと「ぞくぞく」する不思議なストーリーです。
今回のテーマでは大人向けと思われる絵本の紹介が多かったようです。知らなかった絵本も紹介され、興味深い集まりになりました。(店主)
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