算数や数学がきらいという人は多いと思います。人はなぜ算数や数学を学ぶのでしょうか。「母の友」9月号の特集のテーマは「数のはなし」です。この機会に、少し「数」について考えてみましょう。
今年3月に92歳の誕生日を迎えた絵本作家の安野光雅さんが元気なお姿を見せてくれます。「はじめてであうすうがくの絵本」でお馴染みの安野さんのインタビュー記事を、この絵本からピックアップしたイラストと一緒にお楽しみください。
数の数え方について興味深いエッセイを書かれたのは中央大学教授の飯田朝子さんです。鉛筆が1本、本が2冊、車が3台などというように、何かを数えるときには助数詞を使います。当たり前のように使っている助数詞ですが、日本とアメリカではだいぶ事情が異なるようです。
そのほか、「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(東洋経済新報社)がベストセラーになった国立情報学研究所教授の新井紀子さんのインタビュー記事は読み応え十分です。「アリになった数学者」(「たくさんのふしぎ」2017年9月号)で私たちを不思議な世界に導いてくれた在野の数学者研究者の森田真生さんもエッセイを寄稿されています。どうぞ、お手に取ってご覧ください。(店主)
「母の友」2018年9月号
福音館書店
本体505円
2018年9月1日発行
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