動物たちのおしり自慢が始まります。最初に登場するのはうさぎ。「まんまるおしり」がとてもかわいい。
次に登場するのはかば。やっぱり「まあるい おしり」です。でも「すごーく おおきいよ」と自慢します。「もっと もーっと おおきいわ!」と自慢するのはぞうです。画面からはみ出てしまいそうな大きなおしりです。
次々に登場するいろいろなおしり。おしゃれなしましま模様だったり、顔と同じ色だったり、だんだん賑やかになります。ふわふわの柔らかいおしりやかっちかちの固いおしり、とげとげのおしりもあります。勢揃いしたところは壮観です。
この絵本の作者の齋藤槇さんは動物園でたっぷり動物たちのおしりを観察したようです。そのうちに「おしりのきもち」も見えてきたといいます。自分のおしりを「いいおしり」だと動物たちが自信を持っているということ。それが、おしりのきもちです。齋藤さんがいうように、それはとても素敵なことだと思います。(店主)
おしりじまん(ちいさなかがくのとも2018年9月号)
齋藤槇 さく
福音館書店
2018年9月1日発行
本体389円+税
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