おぼろ月のおさんぽ
岩崎書店
本体1400円+税
2017年3月31日発行
ウォルター・デ・ラ・メア 詩
カロリーナ・ラベイ 絵
海後礼子 訳
ウォルター・デ・ラ・メアはイギリスの詩人です。デ・ラ・メアの幻想的な詩の世界をカロリーナ・ラベイが絵で表現したこの絵本。登場する子どもたちが日本人のように見えて親しみを感じます。
お月さまが猫のような姿になった夜、子どもたちが窓を開けます。子どもたちだけではありません。木の洞穴やきのこ、草、花に隠れていた妖精たちが誘われるようにお月さまのあとを追います。森に入ると動物たちも続きます。着いたところは森の中のパーティ会場。楽しい音楽が聞こえてくるようです。
パーティが終わると、子どもたちにはボートが用意されていました。魚がひっそり、水の中で光ります。川に沿って行けば家の近く。もう夜が明けようとしています。
シリーズ化されたこの絵本は4冊目。秋、冬、夏に続き、今回の春で4つの季節が揃いました。幻想的な夢のパーティをおやすみ前のお子さまと楽しまれてはいかがでしょう。
シリーズ化されたこの絵本は4冊目。秋、冬、夏に続き、今回の春で4つの季節が揃いました。幻想的な夢のパーティをおやすみ前のお子さまと楽しまれてはいかがでしょう。
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