おばあちゃんのあかいマント
ほるぷ出版
本体1500円+税
2016年8月25日発行
ローレン・カスティーヨ さく
たがきょうこ やく
男の子がおとうさんに連れられて大都会にやってきます。迎えてくれたのは、この街に住み始めたおばあちゃんです。男の子はおばあちゃんの家に泊まり、しばらく二人で過ごすようです。
男の子はおばあちゃんが大好き。だけど、男の子は大きな街が苦手です。人がいっぱいいるし、大きな音がするし、こわいものでいっぱいだからです。「どうして おばあちゃん、こんな ところに すんでるのかな」と男の子。おばあちゃんは、「ここは すばらしい ところよ」というけれど、男の子は夜になっても電車の音がうるさくてなかなか眠れません。
次の日の朝、男の子が起きたら、おばあちゃんがかっこいい赤いマントを見せてくれました。おばあちゃんが夜に編んでいたマントです。これを着て街を歩けば「ちっとも こわいところじゃないって、きっと わかるわ」とおばあちゃんが言います。男の子も、マントを羽織ったら「ゆうきがりんりんわいてきた」と元気が出てきました。さあ、街に出かけましょう。
おしゃれで都会的なおばあちゃんには、にぎやかで楽しいことがたくさんある街がぴったりの場所でした。こわいものなしになれるマントのおかげで、男の子はあばあちゃんへの理解を深めます。家に帰る日、男の子は赤いマントをおばあちゃんに着せてあげました。「おばあちゃんを まもってくれるからね」という男の子。この街で大きく成長したようです。
おしゃれで都会的なおばあちゃんには、にぎやかで楽しいことがたくさんある街がぴったりの場所でした。こわいものなしになれるマントのおかげで、男の子はあばあちゃんへの理解を深めます。家に帰る日、男の子は赤いマントをおばあちゃんに着せてあげました。「おばあちゃんを まもってくれるからね」という男の子。この街で大きく成長したようです。
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