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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2017年12月20日水曜日

折り紙のカード立てをプレゼントしています!



 折り紙のカード立てをプレゼントしています。季節にぴったりのユニセフのカードも用意しました。2枚一組でカード立てと一緒にどうぞ!
 クリスマスカードを飾る際にお役立てください。新年にいただく年賀状を飾ってもよいと思います。
 折り紙でつくった簡単なカード立てです。写真などを楽しむこともできます。
 そのほか、意外にいろいろ役立つかも?! どうぞ、お気軽にお持ち帰りください。(店主)

2017年12月17日日曜日

【本の紹介】チューリップ畑をつまさきで



 銅版画家の山本容子さんが初めてお話も手がけた絵本です。チューリップの花をモチーフに、どうしたら人々が幸せな気持ちになるのか、その秘密を解き明かします。
 春がはじまり、森のチューリップ畑はにぎやかになります。花が咲いたチューリップは歌いながらお散歩を始めました。この畑のチューリップは歩けるのです。
 花が咲き終わった夏、畑の土の下には子どものキューコンがいます(チューリップの球根ですね)。2人の仲良しの女の子で、名前はカオリとバナナです。秋になると頭にターバンを置いた鳥のキューコンチョーやって来て、くちばしを地面に突っ込んで跳ねあげました。カオリとバナナは空にぽーんと浮かび上がり、ターバンの中におさまりました。カオリとバナナの冒険が始まります。
 山本容子さんの幻想的な絵とともに、物語がダイナミックに進みます。一つの場面で同じ登場人物を複数描き、まるで音楽が聞こえるようにリズミカルな動きを表現しています。独特の美しい色調で、ページをめくるたびに絵本の世界に引き込まれていくようです。(店主)

チューリップ畑をつまさきで
山本容子

偕成社
本体1500円+税
2017年10月発行

2017年12月16日土曜日

【本の紹介】ぼくは発明家 アレクザンダー・グラハム・ベル



 今、「ケータイ」といえば携帯電話を指します。それほど携帯電話は私たちにとって身近で欠かせない存在になりました。携帯電話は家に据え付けられている固定電話が発展したものです。その固定電話を発明した人がアレクザンダー・グラハム・ベル。この絵本の主人公です。
 ベルは子どものころ、家族からアレックと呼ばれていました。アレックは音が気になって仕方がない子どもでした。小麦が伸びる音を聞こうとしたこともあったそうです。おとうさんは、声がうまく出せない人たちに声の出し方や話し方を教える仕事をしていました。おかあさんは耳があまり聞こえない人でした。アレックは、おかあさんの耳に自分の声やいろいろな音がもっとはっきり届くようにしたいと強く願いました。そんなアレックだったから電話を発明することができたのでしょう。
 写真をコラージュして描かれた絵があり、ベルが生まれ育った時代の雰囲気をよく伝えています。伝記絵本として迫力を感じさせる仕上がりになりました。科学絵本でもあり、コラムによる解説が内容の充実を手助けしています。
 ベルの名前はよく知られていても、どんな人だったのかまで知る人はきっと少ないでしょう。この絵本の作者のあとがきによると、ベルはこどものころからほかの人を助けたいという気持ちを強く持ち続けたといいます。また好奇心も強く、疑問に対する答えを常に自分の力で見つけようとしたそうです。そんなベル少年に魅力を感じた作者の思いがこの絵本に結実しました。(店主)

ぼくは発明家 アレクザンダー・グラハム・ベル
メアリー・アン・フレイザー作
おびかゆうこ訳

廣済堂あかつき
本体1600円+税
2017年11月30日発行

2017年12月15日金曜日

「かぞくのじかん」Vol.42が入荷しました!



 「かぞくのじかん」Vol.42が入荷しました。2018年冬号になります。「くらす、そだてる、はたらくを考える」ための季刊の情報誌です。
 特集テーマは「私にしっくりくる生活」です。人と比べず、自分自身や家族が満足できる生活を見つけることを提案します。「子どもをおおらかに育てたい」をテーマに子育て特集も組まれています。先輩お母さんに聞いた「今ならこうする」アンケートは大いに参考になりそうです。
 牛乳を多めに使うしっとりとした生地のクレープの作り方も載っています。クリームやフルーツ、ジャムなどと一緒にいただきましょう。甘さ控えめで、チーズやハム、野菜を巻けば昼食にもなります。
 そのほか、毎日の生活にすぐ役立つ情報が満載です。どうぞ、お手に取ってご覧ください。(店主)


2017年12月14日木曜日

【本の紹介】テオのふしぎなクリスマス



 お話も絵も素敵なクリスマスの絵本です。装丁も贅沢に仕上げられており、手にしたときからワクワクする気持ちが高まります。
 絵本の主人公はテオという男の子です。クリスマス・イブの夜なのに、おとうさんとおかあさんは仕事からまだ帰ってきません。ベビーシッターは台所のテーブルで居眠りをしています。
 テオは窓の外に目をやり、流れ星に願いごとをしました。「だれか、いっしょにいてください。ひとりぼっちじゃなく、いられますように」。願いが通じたかのように、クリスマスツリーの飾りたちが動き出しました。テオと一緒にいるために、ブリキの兵隊と天使、コマドリ、木馬が目覚めたのです。一夜の不思議な冒険が始まります。
 文章は長くても、飽きることなく読み進められるお話です。テオのために目覚めた飾りたちですが、テオも飾りたちのためにしてあげることがありました。これはテオの成長の物語でもあります。最後はおとうさん、おかあさんと楽しいクリスマスの朝を迎えます。読み終えた後、誰もが幸せな気持ちで絵本を閉じることができるでしょう。(店主)

テオのふしぎなクリスマス
キャサリン・ランデル 文
エミリー・サットン 絵
越智典子 訳

ゴブリン書房
本体1500円+税
2017年11月発行

2017年12月13日水曜日

【本の紹介】つめたいあさのおくりもの(ちいさなかがくのとも2018年1月号)



 空気が冷たい朝、家の外で氷が張ることがあります。子どものころ、水たまりにできた氷を足で踏みつけてパリンと割ってみることは年に数回しかできない、ワクワクする体験の一つでした。
 冷蔵庫でも氷はできます。でも、外でできる氷には冷蔵庫の氷とは違った面白さがあります。この絵本に出てくる女の子も氷の楽しさに夢中になっています。
 水たまりにできる薄く張った氷では、透き通ってきらきらしていることがよく分かります。林で氷ができると、落ち葉や木の実が閉じ込められ、とても綺麗です。指で同じところをつまんでいると穴があき、そこに枯れ草を通したら首飾りになりました。
 でも女の子は、日が当たっている水たまりには氷ができないことにも気づきました。公園では、氷の張った池で魚が泳いでいるのも見えました。氷の下には凍っていない水がそのままあるのです。どうしたら、氷ができるのでしょう。それが分かれば、氷を自由に作れるようになります。そうして作った氷は「つめたいあさのおくりもの」になります。(店主)

つめたいあさのおくりもの(ちいさなかがくのとも2018年1月号)
片山令子 ぶん
片山健 え

福音館書店
2018年1月1日発行
本体389円+税

2017年12月10日日曜日

【本の紹介】地蔵さまと私(たくさんのふしぎ2018年1月号)



 お地蔵さまは多くの日本人にとって、とても身近な存在です。正確には地蔵菩薩と呼ばれ、仏教で信仰される対象の一つになっています。くわのみ書房の近くの薬師寺というお寺には、六地蔵という6体のお地蔵さまが祀られています。とくに子どもを守る菩薩として知られ、お坊さんの姿形をしていることもあって多くの人が親しみを感じるようになったのでしょう。
 この絵本は写真家の田沼武能さんが、日本の各地で昔から行われているお地蔵さんにまつわる行事を紹介しています。田沼さんがお地蔵さまに関心を持ったのは、戦争がきっかけでした。1945年に東京は大空襲を受け、多くの人々が命を落としました。田沼さんはその際、防火用水槽で焼死していた子どもを見つけ、その姿がお地蔵さまと重なったといいます。
 田沼さんが紹介するは全国各地の行事は、それぞれ独特な内容でとても興味深く見ることができます。子どもたちが行事の担い手として活躍していることも特徴の一つです。残念なことに、時代の流れとともに消えてしまった行事もあるそうです。写真で紹介して記録として残すことには大きな意味があると思います。
 写真から田沼さんが子どもたちに向ける眼差しのやさしさを感じることができます。子どもたちの生き生きとした表情を楽しんでください。(店主)

地蔵さまと私(たくさんのふしぎ2018年1月号)
田沼武能 文・写真

福音館書店
2018年1月1日発行
本体667円+税

【本の紹介】僕への小さな旅

 小さな旅の絵本です。子どものころに暮らした海辺の町に帰る旅です。青い空と海の水平線が鮮やかに描かれています。  夏休みを過ごした古い洋館は、おばあさんの家でした。屋根裏の部屋に残されたおもちゃ箱の中に見つけた赤いボタンは、くまのぬいぐるみのチョッキについていたもの。くまの「モル...