働くじどうしゃを紹介する絵本です。とても大きくて、普段は見るのないじどうしゃも登場します。
山のふもとで大きなじどうしゃが土を掘っています。別のじどうしゃが土を運び、さらに別のじどうしゃがその土を受け取って、一時的に置いておく場所まで運びます。これらのじどうしゃはとても大きくて、普通の公道を走ることが出来ません。だから、私たちが目にする機会はほとんどないのです。
次にやってきたのは先ほどよりも小型のじどうしゃ。土をすくい上げると、また別のじどうしゃに積み上げました。受け取ったじどうしゃは街中の道路を走って土を運び、工事現場に着きました。さらにいろいろなじどうしゃがリレーをするように働き、平らで丈夫な地面を作ることが出来ました。ここは新しい公園になるのです。
迫力ある絵は見応えがあります。じどうしゃのそばには働く大人の姿も描かれています。見比べて、それぞれのじどうしゃの大きさを想像してみてください。(店主)
リレーするじどうしゃ(かがくのとも2025年10月号)
平山暉彦 さく
福音館書店
2025年10月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)

0 件のコメント:
コメントを投稿