リズミカルに音が連なる絵本です。音に合わせて、絵もリズミカルに躍動します。
ぺんぺん草やちょうちょ、たんぽぽの綿毛など、身近な自然の中に音の存在を見出します。私たちの身の回りで、すぐに見つけ出すことができる音ばかりです。
私たち人間は、まず最初に音を通じて世界を認識するのかもしれません。音により、私たちは生きる喜びを感じるようになるのです。
小さなこどもがリズミカルな音をとても喜ぶのは、自分の命を感じるから。この絵本を声に出して読めば、その喜びを子どもと共有できるでしょう。
ぺんぺん ぽろろん(こどものとも0.1.2. 2025年10月号)
いしげまりこ ぶん
まつばやしまこと え
福音館書店
2025年10月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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