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2024年9月14日土曜日

【ご報告】「村上春樹の絵本を読む会 vol.14」を開催しました!


 

 くわのみ書房は9月13日(金)、「村上春樹の絵本を読む会 vol.14」を開催しました。ご参加は定員いっぱいの4人でした。

 取り上げた絵本は『いまいましい石』(C・V・オールズバーグ絵と文、村上春樹訳、河出書房新社)です。2003年11月の発行されています。

 物語は、帆船の船長が綴る航海日誌として書かれています。海図に載っていない島を発見して上陸すると、そこは少し奇妙な場所でした。不可思議な石を船に持ち帰ると、船員たちのようすが変になります。嵐が近づき、船は重大な危機に直面します。そのとき船長が見たのは、変わり果てた船員たちの姿でした。

 独特な雰囲気を持つ絵と軽妙な文章で描かれる不思議な世界。謎を残したまま物語は終わります。その余韻に浸りながら、しばし参加者同士のおしゃべりを楽しみました。(店主)

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【本の紹介】ちいさなゆめが あったなら

 独特な雰囲気を持った絵にリズミカルな文章が絡まり、読む人を軽やかに別世界へと導きます。そこは小さな子どもが自由に空想を広げる世界です。  描き込まれた絵は空想の世界です。空想の産物が名前をもらい、現実のものとして感じられるようになります。  この絵本は小さな子どもが見た夢の世界...