形の変化を楽しむ絵本です。車がオノマトペに合わせていろいろな形に変化します。
「ぷっぷっぷー」と軽快に走り始めたと思ったら、「ぴっぴっぴー」と縦長に背伸びしています。また「ぷっぷっぷー」と走り出して、今度は「ぺっぺっぺー」と横長に平べったくなりました。
日本語のオノマトペは不思議です。単純な音の表現で多種多様な情景が浮かび上がります。しかも、その情景を瞬時に変化させることができます。この絵本はその特長をとても上手に使っています。
それにしても最後の変わりぶりにはびっくりさせられます。こんな変な車が本当にあったら楽しいですね。(店主)
うさぎのおとうさんが かった へんなくるま(こどものとも年少版2024年1月号)
へんみあやか さく
福音館書店
2024年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
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