この絵本をつくった佐々木マキさんには「へろへろおじさん」という作品があります。よく似たタイトルですね。「へらへらおじさん」は「へろへろおじさん」の姉妹編です。
姉妹編だから内容もよく似ています。へらへらおじさんもへろへろおじさんと同様、たくさんの災いに遭遇します。
竜巻に巻き上げられたり、マンホールから出てきたワニに靴を取られたり、金星人に光線銃で攻撃されたり、かなり荒唐無稽な災難が重なります。でも、へらへらおじさんは何があっても、いつもへらへら笑っています。
最後はハッピーエンドが待っています。へらへらおじさんは、とても強い人です。そして、家族をとても大切にする人でした。(店主)
へらへらおじさん(こどものとも2020年7月号)
佐々木マキ
福音館書店
2020年7月1日発行
本体400円+税
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