画面の中で目がのぞいています。見ているのは誰でしょう?
子どもと一緒に「みてるの だーれ」と呼びかけてみましょう。ページをめくると、いろいろな生き物が姿を見せてくれます。呼びかけに応じてもらえたことに、子どもも大喜びするでしょう。
繰り返し読んで楽しんでください。小さな子どもも生き物が見ていることを理解し、呼びかけて期待通りの動きを見せてもらえば大きな満足を得ることになります。読んでくれる人も一緒に満足すれば、喜びは倍増します。
しっかりと描いた絵に好感を持ちます。描かれた生き物の表情は、私たちの呼びかけを待っているように見えます。私たちの心を惹きつけ、自然に声を出して読みたくなります。(店主)
みてるのだーれ(こどものとも0.1.2. 2020年7月号)
松岡達英 さく
福音館書店
2020年7月1日発行
本体400円+税
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