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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2019年12月12日木曜日

【本の紹介】まわるおすしやさん(こどものとも2020年1月号)




 とても真面目な絵本です。真面目だからこそ深まっていくおかしさがあります。結末の面白さには、誰もが舌を巻くことでしょう。
 「まわるおすしやさん」といえば、当然「回転寿司」です。でも、回転寿司を見たことがない人が「まわるおすしやさん」といわれてどんなお店を思い浮かべるでしょう。
 山奥に暮らすサルたちがお祭りの出し物で食べ物屋さんをやることになりました。はやりのお店に詳しいキツネに今評判のお店を聞くと「まわるおすしやさん」だといいます。さて、お寿司屋さんが回るってどういうことでしょう。サルたちの試行錯誤が始まります。
 サルたちは真剣です。いろいろな回り方を考えますが、どれも上手くいきません。でも、やっと解決策を見つけました。ちょっと違うような気もしますが、まあいいでしょう。それで山の仲間たちが大喜びしているのだから。(店主)

まわるおすしやさん(こどものとも2020年1月号)
藤重ヒカル 作

福音館書店
2020年1月1日発行
本体400円+税

2019年12月11日水曜日

【本の紹介】「母の友」2020 年1月号




 「母の友」2020年1月号が入荷しました。この号で「母の友」は通巻800号を迎えました。創刊号は1953年9月号。66年以上の歴史を重ねたことになります。
 今改めて「母」について考えてみたいということで、特集に選んだテーマは「子どもと私たちの未来のために「母」を考える」。現代社会はジェンダーや働き方について大きな変化を迎えています。「母」という言葉も単純なイメージで捉えることはむずかしくなりました。女性、そして男性も含め、社会全体で未来を見据えた「母」のあり方を考えていきたいと思います。
 実は「母の友」からたくさんの絵本が誕生しています。「ぐりとぐら」は1963年の「母の友」6月号に掲載された「たまご」という童話がもとになりました。そのほか同様に生まれた名作絵本について紹介するコラムが、ところどころに載っています。絵本好きには思わぬ発見もあります。
 巻末付録に2020年ポスターカレンダーも付いています。100%ORANGEさんがイラストを描きました。どうぞお手に取ってご覧ください。(店主)

「母の友」2020年1月号

福音館書店
本体527円
2020年1月1日発行

2019年12月8日日曜日

ちいき新聞で「クリスマスに読みたい絵本」を紹介!




 ちいき新聞習志野版の12月6日号に、くわのみ書房の店主がおすすめの絵本を紹介する記事が掲載されました。クリスマスを楽しむための記事が満載の中、「クリスマスに読みたい絵本」を2冊ご紹介させていただきました。
 もちろん、クリスマスにおすすめの絵本はこの2冊以外にもたくさんあります。みなさんはどの絵本を選びますか? ご家族やお友だち同士で教え合うのも楽しそうですね。
 ちいき新聞には前号に引き続いての登場となりました。地域新聞は配布される地域ごとに多くの版があり、今回の記事は習志野版以外にも掲載されているそうです。ぜひご覧ください。(店主)

掲載号〉ちいき新聞習志野版201912月6日号 VOL.1994

【本の紹介】すてきってなんだろう?




 独特な雰囲気を持った絵本です。絵はシンプルながら対象を大胆にデフォルメして描き、紫色を主体にした色使いで読む人を絵本の世界に引き込みます。
 自分探しの旅を続けるいもむしの物語です。いもむしを見つけて「すてき」といったのは、たぶん人間でしょう。人間はそのまま去ってしまいますが、いもむしは「すてき」って何なのか、気になり始めます。
 「すてきって、なんだろう?」。いもむしは、くまやりす、ねずみなど森の動物たちに聞いてまわります。でも、からすが邪魔をして、なかなか答えは得られません。からすはいもむしを食べてしまおうと狙っているのか、どこまでもついてきます。
 いろいろな動物たちが、自分だけが「すてき」と思えるものを持っていました。でも、みんなと分かち合える「すてき」を見つけたとき、動物たちの心に何か変化が起こったようです。もちろん、「すてき」を見つけたいもむしも、きっと新しい自分を見つけることができたと思います。(店主)

すてきってなんだろう?
アントネッラ・カペッティ ぶん
メリッサ・カストリヨン え
あべけんじろう あべなお やく

きじとら出版
2019年9月15日発行
本体1800円+税

2019年12月5日木曜日

【ご案内】くわのみ書房の茶話会 vol.5-絵本作家・宮田ともみさんを囲んで




 くわのみ書房は、絵本作家の宮田ともみさんをゲストにお招きして茶話会を開催します。宮田さんはこれまでに「ポッチとノンノ」(ひさかたチャイルド)、「ちっちゃなてんし」(アリス館)、「ゆきのあかちゃん」(同)を出版されています。くわのみ書房の茶話会にはゲストとして2回目のご登場です。今回は季節に合わせ、「ゆきのあかちゃん」にまつわるお話をたっぷりお聞きしたいと思います。原画も見せていただく予定です。どうぞお気軽にご参加ください。(店主)

■ゲスト:宮田ともみさん(絵本作家)
■日 時:2019年12月22日(日)午後6時~8時
■会 場:くわのみ書房
■参加費:1000円 ※飲み物とお菓子付き
■定 員:6人

〈お問い合わせ・お申し込み〉
電話:047-419-3567
電子メール:mulberrybookstore@gmail.com
SNSでも受け付けます)

2019年12月4日水曜日

【ご案内】村上春樹の絵本を読む会 vol.5




 くわのみ書房は「村上春樹の絵本を読む会 vol.5」を12月14日(土)に開催します。絵本を通じて、村上春樹の世界へ旅に出かけましょう。
 村上春樹は作家あるいは翻訳家として多くの絵本を手がけています。今回はその中から、クリスマスにちなみ「急行「北極号」」(あすなろ書房)を一緒に味わいましょう。
 お気軽にご参加ください。飲み物とお菓子付きです。

【読む絵本】「急行「北極号」(絵と文 C・V・オールズバーグ、訳 村上春樹、あすなろ書房)

■日 時:2019年12月14日(土)午後6時~7時
■会 場:くわのみ書房
■参加費:500円 ※飲み物とお菓子付き
■定 員:4人

〈お問い合わせ・お申し込み〉
電話:047-419-3567
電子メール:mulberrybookstore@gmail.com
SNSでも受け付けます)

2019年12月1日日曜日

【本の紹介】女と男のちがいって?




 この絵本は、私たちの社会の課題になっている4つのテーマを取り上げた「あしたのための本」シリーズの1冊です。シリーズ最後にご紹介するこの絵本のテーマは男女平等です。
 多くの人が男女平等は当然と考えるようになりました。でも、残念ながら、未だに男性が特権を持っている場合も少なからずあるようです。女性が男性と平等になるためにはどうしたらよいのでしょうか。
 男性が女性より偉かったのは、男性の方が強くてかしこくてゆうかんだと思われていたからです。でも、この絵本がいうように「女と男は、ほとんどどこもかわらない。ちうがうのは体のつくりだけだ」と思います。頭のよさや地位や性格は、性別とは何も関係がないのです。
 では、どうして違いが出てくるのでしょう。この絵本は、それは育てられ方が違うから、と教えてくれます。多くの男の子が偉い人になるように育てられ、女の子はいい奥さんになるように育てられてきました。あらゆることが男中心であったため、何でも男が指図し、男が気に入るような社会になってしまったのです。
 この絵本の最後に載せた一文で、作者は教育を変えていくことの必要性を訴えています。そして、「平等な社会は誰にとっても生きやすい社会なのだ」といっています。私たちが男女平等な社会を目指す意義は、ここにあると思います。(店主)

女と男のちがいって?
文 プランテルグループ
絵 ルシ・グティエレス
訳 宇野和美

あかね書房
2019年7月20日発行
本体1800円+税

【本の紹介】僕への小さな旅

 小さな旅の絵本です。子どものころに暮らした海辺の町に帰る旅です。青い空と海の水平線が鮮やかに描かれています。  夏休みを過ごした古い洋館は、おばあさんの家でした。屋根裏の部屋に残されたおもちゃ箱の中に見つけた赤いボタンは、くまのぬいぐるみのチョッキについていたもの。くまの「モル...