四季の大切さを見つめ直すきっかけとなる絵本です。季節の彩りを色鮮やかに描いた絵は見応えがあります。
お話は、冬の王さまが誕生日を迎えるところから始まります。とびきりの誕生日にしたいと考えた冬の王さまは、幼いころ一緒に暮らしたきょうだいたちを冬の宮殿に呼び寄せることにしました。春の女王、夏の王、そして秋の女王です。
4人のきょうだいが、同じとき、同じ場所で顔を合わせることになりました。美味しいご馳走を食べ、魔法のゲームを楽しみました。冬の王さまはうれしくてたまりません。ところが、宮殿の外はおかしなことになっています。4つの季節が一度にやってきて、植物や動物たち、そして人間も困っています。
どうすればよいのでしょう。王さまのきょうだいは、すぐにその方法が分かりました。冬の王さまを一人残し、それぞれ自分の国に帰っていきました。冬の王さまがさびしくなるって? いえいえ、きょうだいが一緒に過ごした思い出は、これからも王さまの心を温めてくれますよ。(店主)
冬にやってきた春と夏と秋
ジョナサン・フリードランド 文
エミリー・サットン 絵
さくまゆみこ 訳
徳間書店
2025年10月31日発行
定価:[本体1800円]+税

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