荒唐無稽なお話です。なんとも愉快な絵本です。
舞台は春の動物園。俳句好きな園長さんが、開園前の朝の見回りを始めました。動物たちの姿をみて、園長さんに思わず俳句が閃きます。
すると驚いたことに、俳句で描いたようすがそのまま実現してしまいます。カバが大きな口で春の空を吸い込んでしまうと、さあたいへん、動物園は寒い冬に逆戻り。動物たちはぶるぶる震え始めました。
さて、どうしたら春に戻るのでしょう。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
はいくどうぶつえん(こどものとも2025年3月号)
おおぎやなぎちか 文
サトウマサノリ 絵
福音館書店
2025年3月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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