この絵本の文章はラップの手法を使って書かれています。太文字を強調しながら読むとラップを歌っているようになります。ラップの楽しさを体験してみましょう。
文章を書いた環ROYさんはラッパーです。ラップを使って音楽をつくっています。
付録の「作者のことば」によると、ラップとはリズムに乗ってしゃべるように歌うこと。ラップでは言葉をとても大切にしているそうです。絵本では簡潔で分かりやすい文章表現が求められます。絵本とラップは相性がよいのかもしれません。
師走の商店街を描いた絵の楽しさもラップの文章に負けていません。にぎやかな商店街をすみからすみまでながめてください。そこにはいろいろなお話が詰まっています。(店主)
ようようしょうてんがい(こどものとも2020年12月号)
環ROY ぶん
古郡加奈子 え
福音館書店
2020年12月1日発行
本体400円+税
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