今もっと活用していきたいものの一つがふろしきです。1枚の布がエコバッグやさまざまな用途に使えるツールに変身します。「母の友」2020年12月号の特集で多様な使い方の一端を紹介しています。
特集のテーマは「豊かな暮らしってなんだろう」。世界中で循環型社会をめざす動きが活発化している状況を受けて、「3R」の取り組みを呼びかけています。
3Rとは、リデュース(Reduse)「廃棄物の発生抑制」・リユース(Reuse)「再使用」・リサイクル(Recycle)「再生利用」のこと。日本では2000年に3Rの考え方を導入した循環型社会形成推進基本法が成立しましたが、私たちの取り組みはまだ十分とはいえないようです。
特集で最初に紹介されているのが「ふろしき」です。「ふろしき王子」と呼ばれる横山功さんがさまざまなふろしき活用法を教えてくれます。東京・原宿を含め全国で6店の古着屋を営む原宿シカゴの社長の飯塚努さんは、インタビュー記事で日本のリユースの現状を解説しています。今回の特集が、これからの循環型社会のあり方について考えるきっかけになればよいと思います。(店主)
「母の友」2020年12月号
福音館書店
本体527円
2020年12月1日発行
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