「母の友」2019年5月号が入荷しました。特集のテーマは「子育てで大事? 愛着・アタッチメントってなに?」です。
育児書の多くは心理学をベースに書かれているようです。その心理学の世界で、幼い子どもの発達において「愛着」が重要な意味を持つといわれるようになりました。ここでいう「愛着」とは、私たちが普段使う愛着とは違う意味を持つようです。どういうことでしょう。
心理学者で東大大学院教授の遠藤利彦さんは長年、「愛着」について研究を続けています。遠藤さんが研究対象とする愛着は、英語では “Attachment(アタッチメント)” と呼ばれています。ここでいうアタッチメントとは、幼い子どもと育てる人の間にある特別なつながりを指し、そのくっつきの関係(アタッチメント関係)があることが、その子どもの生涯に大きな影響を与えると考えられています。
アタッチメント関係を築くことは、決しておかあさん限定ではありません。簡単に理解できる訳でもなさそうですが、遠藤さんのお話は子育てをする上で考え方を整理する手助けになるように思います。どうぞお手に取ってご覧ください。(店主)
「母の友」2019年5月号
福音館書店
本体537円
2019年5月1日発行
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