空想の乗り物がたくさん出てくる絵本です。どれが一番いいか、よりどりみどりです。
私がいいと思うのは「おふろカー」です。お風呂にのんびり浸かりながら、行きたいところに連れて行ってもらえるなんて、最高です。「あるく いえ」もいいですね。お家にいながら、どこにでも行けそうです。
遠慮したいのは「トコトコカー」と「トコトコれっしゃ」です。乗っている人がみんなで車体を持っては走っています。「ちょっと つかれるけど」と書いてありますが、本当はかなり疲れそうです。
こんなにたくさんの乗り物を考えるなんて、作者はよほど空想好きだったようです。「くじらの せんすいてい」は小学校のときに空想したものだそうです。どうやら作者は、小学生の心を持ったまま大人になってしまった人のようです。(店主)
のってみたいな(こどものとも年少版2018年11月号)
たむらしげる
福音館書店
2018年11月1日発行
本体389円+税
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