春から夏、そして秋まで、公園ではチョウが飛び交います。でも、冬になるとその姿を見ることはほとんどありません。冬の間、チョウはどうしているのでしょう。
チョウはいろいろな姿で冬を越すようです。この絵本の「作者のことば」によると、幼虫で冬を越す種類がもっとも多く、次いで蛹と卵がほぼ同じくらい。成虫のまま過ごすチョウは少数派です。
今、まさに季節は冬。この絵本を手がかりに、公園に出かけてチョウを探してみましょう。外は冷たい風が吹いているかもしれませんが、どんな姿のチョウが発見できるか、とてもワクワクした気持ちになれます。
扉のページを見て、まるで私たちの地元、習志野市の香澄公園のようだと思いました。身近にある自然の楽しみ方を教えてくれる絵本です。(店主)
チョウのふゆごし(かがくのとも2018年2月号)
井上大成 ぶん
松山円香 え
福音館書店
2018年2月1日発行
本体389円+税
本体389円+税
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