カリブーの足音 ソリの旅
たくさんのふしぎ2016年12月号
福音館書店
本体667円+税
大竹英洋文・写真
タイトルになっている「カリブー」とは、インターネットで調べるとトナカイのことのようです。この写真絵本は北アメリカ大陸の北に広がる森と湖の世界を旅するようすを紹介しています。作者たちは最後に、カリブーの群れに出会うことができます。
旅をするのはノーズウッズと呼ばれる、カナダとアメリカをまたがる広大な地域。友達のウェインが一緒です。ウェインは大工をしながら、40年以上もノースウッズに親しんできました。冬のノースウッズも、何回も旅したことがあります。
でも、小型の飛行機で森の奥深くに出かけるのは、ウェインも初めて。この旅のために新しいそりをつくるなど、準備万端整えました。滑走路もないところに飛行機は着陸します。そこは凍って広い雪原になった湖の上でした。
湖の氷に穴を開けて釣った魚が、すぐに凍りついてしまうような寒さの厳しい世界です。動物を見かけることもほとんどありません。それでも確かに命は息づいています。冬のノースウッズは私たちに何を教えてくれるのでしょう。
湖の氷に穴を開けて釣った魚が、すぐに凍りついてしまうような寒さの厳しい世界です。動物を見かけることもほとんどありません。それでも確かに命は息づいています。冬のノースウッズは私たちに何を教えてくれるのでしょう。
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