講談社
イソール 作
宇野和美 訳
誰でも楽しめる絵本です。何故なら誰もが「ちっちゃいさん」、つまり赤ちゃんだったから。
ずいぶん昔にちっちゃいさんだった人は、自分がちっちゃいさんだったことを思い浮かべましょう。少し前にちっちゃいさんだった人は、周りの人からちっちゃいさんだったころのお話を聞きながら楽しみましょう。ちっちゃいさんがやってきたお家の人は、これから始まるちっちゃいさんとの生活を思い浮かべてウキウキすることでしょう。
この本を読めば、大きい人はちっちゃいさんのことがよくわかります。だから、ちっちゃいさんのことがますます好きになります。ちっちゃいさんは、あるとき発見するそうです。大きい人たちも昔はちっちゃいさんだったことを。そうすると安心して、みんなと一緒に生きていけるようになります。
赤ちゃんに対する深い理解と愛情を感じさせる絵本です。
赤ちゃんに対する深い理解と愛情を感じさせる絵本です。
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