わたしのいえ
偕成社
カーソン・エリス 作
木坂涼 訳
木の枝にある巣から一羽の鳥が飛び立ちます。ページをめくると、丘の上に一軒の家。鳥の巣は、家のそばに立つ大きな木の枝にあるようです。鳥に導かれて、いろいろな家を訪ねる旅が始まります。
柔らかいタッチで描き込まれた絵に引き込まれます。添えられた文は簡潔ですが、絵が語る物語を楽しめます。
海を行く大きな船が家という人もいれば、木の皮で作った小さな家に住む人もいます。一人ひとりの家があり、それぞれの暮らしがある。幸せの形も異なります。
旅の最後は、この絵本を描いている画家の家です。空を飛ぶ鳥は、いずれ家を出て独立する子どもたちの姿を暗示しているのでしょうか。
旅の最後は、この絵本を描いている画家の家です。空を飛ぶ鳥は、いずれ家を出て独立する子どもたちの姿を暗示しているのでしょうか。
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