ひとくちどーぞ
こどものとも年少版(2016年7月号)
福音館書店
山崎克己 さく
クッキーを持って、ニコニコ顔の子どもが歩いています。猫に会うと、クッキーを一つ取り出して「ひとくちど-ぞ」。
でも、魚をくわえた猫は「いらない、いらない」。つれなく行ってしまいました。次にやってきたうさぎや亀にも「いらない、いらない」といわれ、子どもはつまらなそう。
すると、犬がやってきて「ひとくちくださいな」。クッキーはとても美味しかったみたいです。この犬はおかあさんで、5匹の子犬も後から後から「ひとくちちょうだい」。あっという間にクッキーは無くなってしまいました。泣きべそをかき始めた子ども。最後はどうなるのでしょう。
インパクトの強い絵がお話の展開を支えています。子どもたちも絵本の世界に引き込まれてしまうでしょう。
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