福音館書店
ユリー・シュルヴィッツ 作・画
瀬田貞二 訳
扉のページで、月夜であることが分かります。さあ、ページをめくりましょう。
読者は暗い夜の世界に引き込まれます。でも、ほのかに明るく見える空。そして、それを映すのは湖でしょうか。
寒く湿った湖の近くに木も見えてきました。木の下にはおじいさんとその孫が、毛布に包まれて寝ています。月が輝きます。木の葉がきらめきました。ボートもあるようです。静かに時が流れます。
選んで「とって」と呼びかけてくる絵本です。「とって」のあとのお楽しみは何でしょう。 扉のページにはスプーンとフォークが描かれ、「すぷーん とって」と呼びかけられます。さあ、スプーンで甘くて美味しいすいかを食べましょう。 小さい子どもの身近にあるものをシンプルに表現しました。...
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