福音館書店
ユリー・シュルヴィッツ 作・画
瀬田貞二 訳
扉のページで、月夜であることが分かります。さあ、ページをめくりましょう。
読者は暗い夜の世界に引き込まれます。でも、ほのかに明るく見える空。そして、それを映すのは湖でしょうか。
寒く湿った湖の近くに木も見えてきました。木の下にはおじいさんとその孫が、毛布に包まれて寝ています。月が輝きます。木の葉がきらめきました。ボートもあるようです。静かに時が流れます。
かつて子ども向けのテレビ番組や漫画で人気を博した忍者は、今では多くのファンが世界中にいるようです。その忍者の実像に、リアルに迫る絵本です。 文章を書いた三橋源一さんは、忍者が生まれた地域の一つである三重県の伊賀地方に移住し、古文書を読み解いて忍者の研究をしています。農業や狩猟...
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