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2015年10月9日金曜日

【本の紹介】よあけ

よあけ
福音館書店

ユリー・シュルヴィッツ 作・画
瀬田貞二 訳

 扉のページで、月夜であることが分かります。さあ、ページをめくりましょう。
 読者は暗い夜の世界に引き込まれます。でも、ほのかに明るく見える空。そして、それを映すのは湖でしょうか。
 寒く湿ったの近くに木も見えてきました。木の下にはおじいさんとその孫が、毛布に包まれて寝ています。月が輝きます。木の葉がきらめきました。ボートもあるようです。静かに時が流れます。
 鳥が鳴き始めました。おじいさんが起きて、孫を起こします。火を焚いて、朝ご飯を済ませたのでしょう。湖にボートを漕ぎ出しました。そのとき、世界があざやかに一変します。
 柔らかいタッチの絵が、しっとりとした山の空気をリアルに伝えています。その空気の濃さをたっぷり味わってみてはいかがでしょう。ダイナミックな色の変化から、時の流れの躍動感も受け止めることができるように思います。


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