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2025年3月26日水曜日

【本の紹介】ライオン




 荒唐無稽なお話の絵本です。結論は分かっているのに、読む人をグイグイ惹きつけます。

 むかしむかし、空高く、雲の上よりもっと高いところにあった宮殿でのお話です。そこでは天使たちが動物たちをつくっていました。まず名前を考え、その名前に相応しい姿を絵に描きます。動物はこのようにつくられ、地上におくりこまれていたのです。

 さて、「ライオン」という名前を思いついた天使がいました。絵に描くと、小さく太った姿で、クレヨンの色をありったけ使ってカラフルです。なき声は「ピープ、ピープ」と決めました。でも、それで完璧かどうか不安になり、ほかの天使におかしいところがないか聞いてみることにしました。聞いては直すことを繰り返し、ライオンは少しずつその姿を変えていきます。

 さてライオンは、最後にはどのような姿になるのでしょう。なき声もどうなるのか、気になりますね。(店主)


ライオン

文・絵 ウィリアム・ペーン・デュポア

訳 まさきるりこ


瑞雲舎

2025年2月1日発行

定価(本体1800円+税)


#くわのみ書房

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