セミは子どもたちにとって身近な昆虫です。種類もいろいろですが、ヒグラシはその特徴的な鳴き声で存在感があります。
日が暮れるころに鳴くからヒグラシ。大人っぽい名前です。
日暮に聞こえてくるからでしょうか。「かなかなかな」という鳴き声は少し物悲しさも感じさせます。
この絵本にヒグラシは描かれているのですが、子どもがその姿を見ることはありません。でも、子どもはその鳴き声からその存在を感じ取り、ヒグラシを通じて世界を見る目を広げていきます。(店主)
ひぐらし(ちいさなかがくのとも2024年8月号)
澤口たまみ ぶん
城芽ハヤト え
福音館書店
2024年8月1日発行
定価460円(本体418円+税)
0 件のコメント:
コメントを投稿