鳥取砂丘を紹介する写真絵本です。刻々と変化する砂丘のようすを伝えます。
鳥取砂丘は、文字通り「砂でできた丘」。山の岩石が風化して砂となり、川を流れて海に出た後、波によって海岸に打ち上げられ、さらに風で内陸に運ばれて今の形になりました。
鳥取砂丘は風がつくった砂の丘です。鳥取砂丘には一年中、風が吹いています。その風が砂を動かし、いろいろな模様の絵を描きます。その絵は絶えず変化し、同じように見えても決して同じ絵にはなりません。
鳥取砂丘は乾燥した場所にある砂漠とは異なり、年間を通じて雨が降り、冬には雪も積もります。鳥取砂丘には動物たちもやってきます。昆虫や植物も生きています。こうした自然のあり方が、鳥取砂丘をよりいっそう魅力あるものにしています。(店主)
風が描く絵 鳥取砂丘(たくさんのふしぎ2024年7月号)
水本俊也 文・写真
福音館書店
2024年7月1日発行
定価810円(本体736円+税10%)
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