パズル遊びの絵本です。ましかくを簡単な形に切り分けて複数の部品を作り、それらを並び替えていろいろな形に作り替えます。
この絵本では、ましかく、つまり正方形の折り紙を使います。まず正方形を2つに切って三角形を2つ作ります。2つの三角形だけでも、それらを組み合わせればれば、正方形が大きい三角形や斜めの四角形に変身します。
三角形の1つをさらに切って、2つの小さい三角形にしましょう。三角形が3つになりました。すると、もっといろいろな形を作ることができます。さあ、何ができるかな。このパズル遊びは、一般にシルエットパズル、あるいはアンカーパズルと呼ばれているそうです。
いろいろあるシルエットパズルの中で有名なのは「タングラム」と呼ばれるパズル。正方形を7つの部品に切り分けて、それらの組み合わせでいろいろな形を作って遊びます。木製のものをよく見かけます。シルエットパズルは、単純に見えますが、なかなか奥深い遊びです。子どもも大人も一緒に楽しめます。(店主)
ならべかえ ーましかくのへんしんー
瀬山士郎 さく
青柳幸永 え
福音館書店
2024年5月1日発行
定価460円(本体418円+税)
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