さわやかな風に誘われて、誰もがお出かけしたくなる季節です。そんな気分がいっそう盛り上がる絵本です。
子どもたちがお散歩で公園にやってくるところからお話が始まります。子どもたちは遊歩道の柵の上で何か動いているものを見つけます。シャクトリムシです。バッタもいました。
柵の上は虫たちと人との出会いの場。子どもたちはいろいろな虫と遭遇します。柵は、虫たちが暮らす木々や草むらと人間が使う歩道の境界にあり、両者の出会いにぴったりの場所になるそうです。
柵の上の生き物観察を楽しみましょう。そこではたくさんの虫たちもお散歩を楽しんでいます。(店主)
さくのうえに(ちいさなかがくのとも2024年5月号)
山口てつじ さく
福音館書店
2024年5月1日発行
定価460円(本体418円+税)
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