バラバラになってしまった家族の繋がりを、子どもが再び取り戻します。人と人の繋がりの大切さを描いた絵本です。
子どもの名前はヴァイオレット。かつて家族みんなが集ったテーブルで、今はただ一人過ごすことが多くなりました。そのせいでしょうか。世界は紫一色になってしまいました。
家族はみんな忙しくなり、一人ひとり別の居場所ができたのです。やがてある日、思い出のテーブルに変化が訪れます。だんだん小さくなり、最後には消えて無くなってしまいます。そこでヴァイオレットが講じた一策とは…。
家族が集まり、語り合えば、世界は再び多彩な色に変わります。そこにあるのは「すてきなテーブル」。きっとみんなの家にもありますよ! (店主)
すてきなテーブル
ピーター・レイノルズ 絵と文
島津やよい 訳
新評論
2021年11月11日発行
定価(本体1600円+税)
0 件のコメント:
コメントを投稿